ご挨拶

令和3年6月14日の第36回通常総会におきまして新会長に就任しました太田栄二郎でございます。

全日本菓子協会は、昭和60年11月に菓子業界が抱える共通課題の解決を図るための統一団体として設立されました。以来、菓子の原料対策、貿易交渉、食品表示・衛生、菓子の需要喚起、流通問題、環境問題、取引のシステム化など、菓子業界をめぐる多岐にわたる課題に取り組んでおります。

設立以来35年が経過しておりますが、本協会を設立した目的は変わることなく、時代の流れを見ますと、継続課題に加え、また新たに困難な課題が出てきております。

申すまでもなく、お菓子は様々な生活シーンに出てくる大変身近な存在です。お菓子は、元気を与え、安らぎをもたらし、楽しさや幸せを感じさせるなど、様々な「ちから」をもっています。今回のコロナ禍の中で、改めてお菓子のすばらしさが消費者の皆さんに再認識をされました。

我々菓子事業者は、こうしたお菓子に対する期待を常に忘れず、消費者の皆さんに豊かな生活を送っていただけるよう、多種多様なお菓子の提供に努めていかなればなりません。

他方で、菓子業界を巡る状況をみますと、今後特に、SDGsやカーボンニュートラルなどを念頭に、感染症リスクへの対応、食品ロス削減やプラスチック削減など環境問題、持続的な原材料調達、少子高齢化に伴うニーズへの対応などに取り組んでいく必要があります

当協会としましては、菓子産業が将来にわたって持続的な産業として発展できるよう、こうした我が国の菓子業界が直面する諸課題について、会員の皆さんと一緒に取り組み、消費者の皆さんの期待に応えられるよう努力して参る所存です。

最後に、消費者の皆さん、関係機関・団体等の方々に引き続き当協会の活動へのご理解とご協力を賜ることをお願いするとともに、関係の皆様の今後益々のご発展を祈念申し上げ、ご挨拶といたします。

全日本菓子協会 会長  太田 栄二郎
(森永製菓(株)代表取締役社長)